子供に英語を教えてあげたいと思ったことはありませんか?
日本語を理解し始めた子供に、英語の絵本を突然読み聞かせても英文の理解が出来ず、せっかくの絵本の時間が子供にとってつまらないものになってしまいます。英語の絵本を読むときには、「読み聞かせ」とは少し違う「リードアラウド」という指導方法をおすすめします。
リードアラウド(Read Aloud)は、大声で読むという直訳ですが、正しい訳は声に出して読むという意味です。
では、さっそくリードアラウドについてご紹介しましょう。
リードアラウドと読み聞かせの違い
読み聞かせとリードアラウドには大きな違いがあります。
- 読み聞かせ:読み手が絵本を朗読する
- リードアラウド:読み手が絵本を読み、子供も続いて声に出して繰り返す
読み聞かせは、どちらかというと受け身で聞く力を伸ばし、リードアラウドは積極的に発声することを教えます。
リードアラウドの効果とは
英語が第二ヶ国語の場合、子供に英語を学ぶ楽しさから教えていくことが効果的です。そのため、リードアラウド方式で子供が言葉を発声したり読み手の真似をしたりすることで、新しい言語の吸収がよりいっそう早く、楽しいものになっていきます。
子供は英語の本が読めたという自信が生まれますし、読み手の真似をして言葉を声に出すことで読む表現力を覚えていきます。
リードアラウドやってみよう!
やり方は簡単です。読み手が読んだ後に、子供がフォローする形で同じ文章を音読していきます。もちろん、読み手も子供と一緒に音読してもオッケーです。
「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」作者:ビル・マーティン・ジュニアより
子供が読み間違えても、あまり気にしなくてもいいでしょう。何回か絵本をリードアラウドしていくうちに、正しくリピート出来るようになってきます。
リードアラウドのコツ
コツはなるべく表現力豊かに読むことです。少し大袈裟くらいに読むと、子供も面白がって発声してくれます。読み手の英語の発音が気になる場合は、CDが同封されている絵本を選びましょう。子供と一緒に英会話を学べる楽しい時間になりますよ。
子供の初めての英会話はリードアラウドから始めよう!
リードアラウドは子供の初めての英会話でよく使われる手法です。子供が二ヶ国語をマスターして、バイリンガルな子育ても楽しいですよね!
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